本日は、お日柄もよく 原田マハ
鼻から涙出まくりの一冊でした。
鼻水ではありません涙です。
27歳OLの二ノ宮こと葉が思いを寄せていた幼馴染の結婚式に出席し、そこで衝撃的なスピーチを披露する女性に出逢います。
言葉とスピーチの力を感じたこと葉は、「スピーチライター」という聞き慣れない職業のその女性。久遠久美に師事し、スピーチで世界を変えていこうとする物語です。
結婚式のスピーチから政治の世界まで進んでいく内容の振り幅からも目が離せませんでした。
美しい言葉の数々と読みながら胸を熱くさせる登場人物達の描写から、著者の原田マハさんの表現力にどっぷりハマりました。
表現はシンプルなのに奥深いギャップが本当に素敵な作品でした。
個人的には映画「ウルフオブウォールストリート」のレオナルド・ディカプリオさんのスピーチとドラマ「リーガルハイ」の堺雅人さん、世界一貧しい大統領ことホセ・ムヒカ大統領のスピーチを思い出しました。
スピーチで世界は変えられる。
本気になった人間の言霊を改めて感じ、AI時代の到来に向けてより人間臭さを磨きたいと思いました。
まだ見てませんがドラマもやっていたみたいです。
上記のスピーチを貼ってみますのでご興味のある方は是非ご覧ください。
良い作品に出逢うと生きてて良かったって思う。