劇場版 新・ミナミの帝王
闇金系の物語は実在の元ネタを多く使っているので好きです。
ミナミの帝王は土地や銀行、巨額の詐欺事件などスケールが大きい話が多いという特徴と、主人公の萬田銀次郎は裏社会の人間とも持ちつ持たれつの関係で成り立っている物語です。
他の闇金の物語はよりリアリティのある多重債務者が題材だったり、周りに敵が多い主人公が多い気がします。
今回見た映画は去年2017年公開のものです。
ユーチューバー女子高生を裏から操り、地上げを仕掛けてくる経営コンサルタントの男と地上げをされた人達の中に顧客を抱える萬田銀次郎が一枚噛ませてくるという内容です。
闇金の話というよりは、劇場版のスケールで、ネット社会の怖さと、自分もフェイクニュースに騙されている可能性がある事を自覚せざるを得ない内容でした。
匿名での発信は今後も注意しながらやっていかなければならないと感じました。
俄然、千原ジュニアがカッコいいです。